人間の眼

  人間の眼、いかにして色を見ているのか?

 




目の機能はカメラに似ています。 目は風景に反応し、適切な神経信号を脳に送ります。 実際には、目ではなく脳が色を見ているのです。

目の水晶体に入った光は、中心窩に焦点を結びます。 目の網膜上に存在し、色彩を感じる500万~700万の錐体が、入射光の赤、青、緑の成分に反応します。 赤、青、緑を感じる錐体細胞は、適切な信号を脳に送り、結果として色が認識されます。 さらに、約1.2億の色を感じない桿体細胞は明暗だけに反応し、明暗の情報を脳に送ります。 色覚異常が起こるのは、3種類の錐体細胞の1つが部分的または完全に欠損していることが原因です。 これらの錐体の感度や効率は個人によって異なるため、色の見え方も個人によって異なります。



光源

すでにご説明したとおり、照明の光源は、観察者が対象の色を認識する際に大きな影響を与えます。 日光は最もよく使用される光源ですが、最も制御しにくく変化しやすい光源でもあります。

「普通の日光」とはどのような日光なのでしょうか。

  • どの場所(緯度)で測定を行うのでしょうか。
  • 観察者はどの方角を向いているでしょうか。
  • どの季節を選ぶのでしょうか。
  • 何月でしょうか。
  • 何時でしょうか。
  • 天気はどうでしょうか。

日光は一様でないため、光源ブース内で制御した人工光源を目視評価に使用することをお勧めします。 ほとんどの人工光源は定量化され、ほぼ安定しています。 人工光源の品質も定量化され、各波長の相対的エネルギー、つまり分光エネルギー分布(SPD)を指定することで安定性を保つように設計されています。

これらの人工光源のメンテナンスは忘れられがちです。 安定した光源を得ることができるように、適切なメンテナンスと較正を行う必要があります。

ColorXpress*サービスでは、目視評価にあたり、制御装置を備えた較正済みのGretagMacbeth SpectraLight®光源ブースを使用しています。 この制御装置には、D65(平均的な北空昼光)、地平線光、白色蛍光灯、および白熱灯を表現する人工光源が含まれます。

光源は紫外線を含む場合もあります。 一部のサンプルは、紫外線に反応して可視光線を放射します。 このような現象が存在することを理解し、ColorXpress*サービスとお客様が同じ条件(同じ発光体、UV成分の有無)でサンプルを測定および評価することが重要です。

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